2011年1月24日月曜日

家庭で出来る、いのちが育つお手伝い



モンテッソーリ教育の考え方やさらに家庭での「子育ち」の見守り方について詳しく書かれています。この「家庭で取り入れられる」というコンセプトがとてもいいなぁ、と思います。教材がなくても、近くにモンテッソーリ園がなくても、お母さん・お父さんがこどもの育つ過程を楽しんで見守れたら、こどもがこどもらしく毎日をいきいきと生きられたら、それに勝ることはないのではないかと思うこのごろです。

以下本の紹介です。
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赤ちゃんの「デチタ!」を応援する本が、とうとう日本語になりました。
赤ちゃんは、生まれたその瞬間からちいさな「デチタ」を繰り返し、 大きな「できた!」という自信を身につけていきます。子どもの「デチタ!」を尊重することは、将来子どもが自分を信じ、創意工夫しながらも 問題解決する「生きる力」を育てることにつながります。

妊娠中から家庭で準備できる素晴らしいモンテッソーリ博士のアイデアや、 どんな玩具をどんなタイミングで与えればよいのかが丁寧に説明され ています。子育ち情報過多の現在、親に指針を与えてくれ、子どもと の毎日が楽しくなる一冊です。赤ちゃんやお孫さん誕生のプレゼントにも最適です。



【もくじ】
●0歳の日々
第1章 体内での生活から家庭へ
第2章 手を伸ばし、握り、世界を変える
第3章 お座りして、作業すること
第4章 ハイハイ、つかまり立ち。そして立つ。
第5章 穏やかなはじまり
第6章 個の発達と子どもの自尊心

●1歳からの日々
第7章 自己自身や個人そして環境へ配慮
第8章 社会性の発達
第9章 玩具
第10章 パズル

第11章 音楽
第12章 言語
第13章 芸術表現
第14章 人々 世界は私の家
第15章 植物と動物
第16章 科学と数

終章 親として教師として


【著者紹介 スーザン・M・スティーブンソン】
モンテッソーリ教育を通じて長女が大きく成長したのを目の当たりにして、自身もモンテッソーリ教育の勉強を始め、0-3歳、3-6歳、6-12歳の各コースのA.M.I.国際モンテッソーリ教師ディプロマを取得。1983年には、厳選された教材を提供するマイケル・オラフ社を夫ジムと立ち上げ、その後、商品カタログとウェブサイトを通じて、世界にモンテッソーリの理念の情報発信にも献身的に続ける。

これまでに70カ国を回り、各国の文化や教育状況について学びつつ、米国、インドをはじめとする各国で教育コンサルティング活動を行っている。また、美術への造詣も深く、アーティストとして油彩も多数発表している。


著者:スーザン・M・スティーブンソン
訳:中村博子
監修:深津高子
発行:株式会社ウインドファーム
2011年1月11日発行


こちらから注文できます。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

面白そう、読んでみようかなー。「子育ち」って、いいね。本当にそう思うなぁ。モンテッソーリと関係ないけど、最近読んだ本だと「おかあさまのためのコーチング」って本も、子どもへの目線や関わり方の勉強になったなぁ。

Yasuyo さんのコメント...

aiへ
コメントありがとう。とってもいい本なのでお薦めです!
わたしも「おかあさまのためのコーチング」読んだよー。教室で子どもの気持ち汲めなかったかな、とか、もっと良い言い方があったんじゃないか、とか考えてた時に色々とヒントをもらった気がしました。